ヴィレッジ (2004)

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原題・・・「The Village」
時間・・・108分
監督・・・M・ナイト・シャマラン

【予告編】
https://youtu.be/728go2ct8fY

【あらすじ】
1897年、深い森に囲まれた人口60人ほどのこの小さな村で、人々は自給自足の生活を営んでいる。だがこの共同体を守るために、村人は不可解な掟を義務付けられていた。
しかし鍛冶職人のルシアス(ホアキン・フェニックス)は、閉鎖的な村の生活に飽き足らず、外の世界への好奇心を日々募らせていた。彼の恋人は、村の指導者エドワード(ウィリアム・ハート)の娘、アイヴィー(ブライス・ダラス・ハワード)だった。彼女はほとんど盲目だったが、おぼろげなイメージを感じることはできた。幼なじみのノア(エイドリアン・ブロディ)は、精神のバランスを欠いており、いつも村と禁断の森の境界をうろついていた。彼はアイヴィーを愛しており、ルシアスに憎悪を募らせていた。
そしてアイヴィーの姉、キティ(ジュディ・グリアー)の結婚式の前日、ノアの手に、不吉な色とされる赤い花が握られていたことをきっかけに、突然村の平穏な日々は終わりを告げる。家畜が不気味な死体となって発見され、相次ぐ惨劇の中、錯乱状態に陥ったノアがルシアスを刺す。アイヴィーは瀕死のルシアスを救う医薬品を手に入れるため、村を脱出する決意をするが・・・。

【キャスト】
アイヴィー役・・・「グリンチ」「マンダレイ」のブライス・ダラス・ハワード
ルシアス役・・・「サイン」「炎のメモリアル」のホアキン・フェニックス
ノア役・・・「サマー・オブ・サム」「戦場のピアニスト」のエイドリアン・ブロディ
エドワード役・・・「ロスト・イン・スペース」「A.I.」のウィリアム・ハート
アリス役・・・「アイス・ストーム」「穴」のシガニー・ウィーバー
オーガス役・・・「ギャング・オブ・ニューヨーク」「トロイ」のブレンダン・グリーソン
クラック夫人役・・・「エリン・ブロコビッチ」「パーフェクト・ストーム」のチェリー・ジョーンズ
キティ役・・・「ハート・オブ・ウーマン」「アダプテーション」のジュディ・グリア
フィントン役・・・「完全犯罪クラブ」「ドリーマーズ」のマイケル・ピット
ジェイミソン役・・・「卒業の朝」「イカとクジラ」のジェシー・アイゼンバーグ

【感想】
M・ナイト・シャマラン監督と言えば、どうしても「シックス・センス」「アンブレイカブル」のようなどんでん返しを期待して観てしまいます。その監督を慕ってたくさんの名優が集ってくるので、キャストの楽しみは毎回増えていきます。
本作でもアカデミー賞受賞の俳優さんや個性派の俳優さんが贅沢に配役されていましたね。正直、勿体ない役柄もあったのですが、それも監督の考えなのでしょうね。
残念ながら内容もオチもイマイチだったように感じました。

【本作の名脇役】
フィントン役のマイケル・ピット、ジェイミソン役のジェシー・アイゼンバーグの絡みをもっと観たかったです。

【採点】★★★★★★☆☆☆☆




ブギーマン (2005)

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原題・・・「Boogeyman」
時間・・・89分
監督・・・スティーヴン・ケイ

【予告編】
https://youtu.be/Ys2wjByC3zU

【あらすじ】
ティム(バリー・ワトソン)は仕事もプライベートも順調な一見普通の青年だが、あるトラウマを抱えていた。それは彼が8歳の時のある夜、父親が自室のクローゼットから現れた影のような化け物“ブギーマン”に襲われ、行方不明となったというものだった。それ以来、ティムはいつか“ブギーマン”が今度は自分を連れ去りにやってくるのではないかと脅えながら生きてきた。
ある日、彼に母の死の報せが届き、ティムは久々に帰郷する事になった。母の葬儀を済ませたティムは、トラウマの原因となった生家のクローゼットに久々に足を踏み入れるが、そこで怪現象に遭遇する。
さらに恋人のジェシカ(トーリー・マセット)までもが行方不明となり、ティムは自分と同じように“ブギーマン”が存在することを知る不思議な少女フラニー(スカイ・マッコール・バートシアク)や、幼なじみのケイト(エミリー・デシャネル)の協力を得て“ブギーマン”と対峙するが・・・。

【キャスト】
ティム役・・・「鬼教師ミセス・ティングル」のバリー・ワトソン
ケイト役・・・「コールド マウンテン」「スパイダーマン2」のエミリー・デシャネル
ジェシカ役・・・トーリー・マセット
フラニー役・・・スカイ・マッコール・バートシアク

【感想】
映画「ハロウィン」シリーズと同じく“ブギーマン”を題材としているが、「ハロウィン」シリーズとは関連はなく“ブギーマン”も同作の“ブギーマン”とは無関係です。 ホラー映画では特にありがちですが、作品がヒットするとそれに類似した映画をすぐに作ってしまいます。映画館でもレンタル屋さんでもよく調べてみないと全く別なカス作品を掴まされてしまいます。中には本家よりも良く出来た面白い作品を作っていることもありますが、それは本当に稀です。
本作も“ブギーマン”を題材にしたという点は全く問題は無い(世界でも“ブギーマン”は一般的な幽霊的なもの)ので、「ハロウィン」とイコールしてしまうとガッカリしてしまうのは仕方ないことですね。
子供の頃に体験したトラウマを克服するには、やはり自分の力で乗り越えるほかは無いのでしょうね。

【本作の名脇役】
なし。

【採点】★★★★☆☆☆☆☆☆




コラテラル (2004)

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原題・・・「Collateral」
時間・・・120分
監督・・・マイケル・マン

【予告編】
https://youtu.be/Pwrq3O6XDPs

【あらすじ】
マックス(ジェイミー・フォックスは、タクシー運転手としてごく平凡な日々を送ってきた。だがある夜、アニー(ジェイダ・ピンケット=スミス)という女性検事を客に乗せ、心のふれあいを感じたところから、彼の運命は変化し始める。
次にマックスのタクシーを拾ったのは、ヴィンセント(トム・クルーズ)というプロの殺し屋だった。彼は麻薬取引に関わる組織からの依頼で、今夜5人の証人を殺害する任務を授かっていた。マックスはヴィンセントに脅されて、一晩のドライバー役となる。
やがて麻薬捜査官のファニング(マーク・ラファロ)が捜査に動き出すが・・・。

【キャスト】
ヴィンセント役・・・「バニラ・スカイ」「ラストサムライ」のトム・クルーズ
マックス役・・・「エニイ・ギブン・サンデー」「Ray」のジェイミー・フォックス
アニー役・・・「ALI」「マトリックス2」のジェイダ・ピンケット=スミス
ファニング役・・・「イン・ザ・カット」「エターナル・サンシャイン」のマーク・ラファロ
リチャード役・・・「ガール6」「コップランド」のピーター・バーグ
ペドロサ役・・・「トータル・フィアーズ」「マッチスティック・メン」のブルース・マッギル
フェリックス役・・・「夜になるまえに」「ウェルカム!ヘブン」のハビエル・バルデム
空港の男役・・・「トランスポーター」「ミニミニ大作戦」のジェイソン・ステイサム

【感想】
原題の「Collateral」とは『巻き添え』と言う意味です。
トム・クルーズが本格的に悪役を演じたのは、ほぼ初めてではないかと言うくらい珍しい本作。
銀髪のクールな殺し屋役もなかなか似合っていましたね。
さらにターゲットとなる面子も超豪華で、見所、見応えがほぼ全編で堪能できます。
でもやっぱりトムは善人の方が良いかな・・・。

【本作の名脇役】
なんと空港で、ジェイソン・ステイサムがチラリと出演していてビックリ。
何かの役柄で共演したら良かったのに・・・。

【採点】★★★★★★★☆☆☆




耳に残るは君の歌声 (2000)

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原題・・・「The Man Who Cried」
時間・・・100分
監督・・・サリー・ポッター

【予告編】
https://youtu.be/PGeh7gH7Ol0

【あらすじ】
1927年、ロシア。ユダヤ人の少女フィゲレは、村を襲った暴動から逃れ、父親とも別れてロンドンへ向かう。スージーと名付けられた彼女(クレスティーナ・リッチ)は10年後、コーラスガールとしてパリで働くことになる。美しく野心家のロシア人ダンサー、ローラ(ケイト・ブランシェット)と知り合い、アリアの名手であるイタリア人オペラ歌手ダンテ(ジョン・タトゥーロ)の美声に惹かれるもののその人間性に失望した彼女は、やがてジプシーの青年チェーザー(ジョニー・デップ)と恋におちる。
だがナチスによる第二次大戦の影が、パリにも迫ってきた。スージーはチェーザーと別れの夜を過ごし、ローラと共にニューヨーク行きの船に乗る。ところが船は、ドイツ軍の攻撃により撃沈するが・・・。

【キャスト】
スージー役・・・「200本のたばこ」「スリーピー・ホロウ」のクリスティーナ・リッチ
チェーザー役・・・「ノイズ」「ショコラ」のジョニー・デップ
ローラ役・・・「リプリー」「ギフト」のケイト・ブランシェット
ダンテ役・・・「ラストゲーム」「ラウンダーズ」のジョン・タトゥーロ
フェリックス役・・・「ストレイト・ストーリー」「グリーンマイル」のハリー・ディーン・スタントン

【感想】
名優ばかりが揃ったメロドラマ・・・。クリスティーナ・リッチとジョニー・デップは何回か共演している旧知の仲なので、画面を通してお互いに信頼し合ってるように感じますね。
内容は邦題から想像してみると、とても退屈なストーリーのように感じますが、まさにその通りでした。戦争に翻弄された悲しいカップル&家族とでも言いましょうか・・・。

【本作の名脇役】
ローラ役のケイト・ブランシェットはどんな役柄でも自分のものにしてしまう名女優さんです。

【採点】★★★★★☆☆☆☆☆




コンスタンティン (2005)

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原題・・・「Constantine」
時間・・・121分
監督・・・フランシス・ローレンス

【予告編】
https://youtu.be/DEa508Xmmio

【あらすじ】
人間の姿に偽装した天使や、悪魔の“ハーフブリード”を見分けられる特殊能力を持って生まれた男、コンスタンティン(キアヌ・リーブス)は、自分の恐ろしい能力に絶望して、一度は自殺を試みるものの失敗する。生き返った後は、地球上の悪魔の手先と戦うことで、天国への鍵を手に入れようとする。悪魔研究と黒魔術の専門家で、この世とあの世の境界を日々パトロールしているが、末期の肺ガンに侵されてもタバコを吸い続けるヘビースモーカーである。
ある日、悪魔祓いを行っていたコンスタンティンは少女にとりついた悪魔が人間界へ潜入しようとしたのを目撃する。互いの領域を侵さないことで成り立ってきた世界の均衛が崩れ始めようとしていた。均衡を保とうと試みるコンスタンティンとその仲間たちに不穏な殺害事件が起き始めるが・・・。

【キャスト】
コンスタンティン役・・・「マトリックス」「恋愛適齢期」のキアヌ・リーブス
チャズ役・・・「穴」「アイ、ロボット」のシャイア・ラブーフ
ビーマン役・・・マックス・ベイカー
アンジェラ&イザベル役・・・「コンフィデンス」「ナイロビの蜂」のレイチェル・ワイズ
ヘネシー神父役・・・「アイデンティティー」「モンスター」のプルイット・テイラー・ヴィンス
ミッドナイト役・・・「イン・アメリカ」「トゥームレイダー2」のジャイモン・ハンスゥ
バルサザール役・・・ギャヴィン・ロスデイル
ガブリエル役・・・「バニラ・スカイ」「アダプテーション」のティルダ・スウィントン
ルシファー役・・・「マイノリティ・リポート」「記憶の棘」のピーター・ストーメア

【感想】
原案はDCコミックス刊行のアメリカンコミック『ヘルブレイザー』で、本作は“人間界を舞台に天国と地獄が縄張り争いをしている”みたいな話です。
キアヌもこの複雑なキャラがお気に入りで、かなり入れ込んでいます。
でも、宗教色が強い作品ですので、キリスト教の専門用語や悪魔や天使の名前等、興味があるか無いかはハッキリしそうですね。個人的には大好物なので、勝手にこんな感じだと妄想しましたが、思っていたのとは全く違っていて少々トーンダウン・・・。
キャスティングも文句のつけようがないくらいの豪華さだったので勿体なかったです。
世界観は壮大で、キャラも個性的で、大がかりなCGは上出来、シリーズ化を狙ってるのが分かります。

【本作の名脇役】
ガブリエル役のティルダ・スウィントンの中性的なイメージそのままの素晴らしさ。

【採点】★★★★★★★☆☆☆




ショーン・オブ・ザ・デッド (2004)

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原題・・・「Shaun Of The Dead」
時間・・・99分
監督・・・エドガー・ライト

【予告編】
https://youtu.be/b-kIiMnWQcI

【あらすじ】
家電量販店に勤める青年ショーン(サイモン・ペグ)は、職場では冴えなく、家でも共同生活を送ってる親友のエド(ニック・フロスト)と自堕落な生活を過ごしていた。そしてその無気力さに業を煮やした恋人のリズ(ケイト・アシュフィールド)に振られてしまう。すっかり落ち込んだショーンは遂に更正を決意する。
しかしその朝街中では、蘇った死者がさまよい歩き始めていた。人々が次々と死者の犠牲になる中、ショーンはエドと共に、リズを救い出そうと彼女の元に向かおうとするが・・・。

【キャスト】
ショーン役・・・「チューブ・テイルズ」「M:I:3」のサイモン・ペグ
エド役・・・「キンキーブーツ」「ホット・ファズ」のニック・フロスト
リズ役・・・ケイト・アシュフィールド
デービッド役・・・「ノッティングヒルの恋人」のディラン・モーラン
ダイアン役・・・「高慢と偏見」「ニコラス・ニクルビー」のルーシー・デイヴィス
フィリップ役・・・「ラブ・アクチュアリー」「アンダーワールド」のビル・ナイ

【感想】
ゾンビ映画の金字塔1978年「ゾンビ」(原題:Dawn of the Dead)をパロディにした作品。でもそこには、ジョージ・A・ロメロ版ゾンビ愛に満ち溢れています。
たくさんのゾンビに囲まれると絶望するのに、そこはアイデアと度胸で見事に乗り切ります。コメディ要素満載ですが、恋愛ものも絡めてくるところが他の作品とは一線を画していますね。
サイモン・ペグの盟友エドガー・ライト監督との共同制作は、何とも思いがけない着地点の作品となりましたね。本作はイギリスで大ヒットしたのに、日本では何故かDVDスルー・・・。でも、カルト的な根強いヒットとなっています。

【本作の名脇役】
フィリップ役のビル・ナイは、どんな作品でも印象に残る個性派ですね。

【採点】★★★★★★★☆☆☆




蝋人形の館 (2005)

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原題・・・「House Of Wax」
時間・・・105分
監督・・・ジャウム・コレット=セラ

【予告編】
https://youtu.be/Q-Akt68SGfE

【あらすじ】
カーリー(エリシャ・カスバート)は親友のペイジ(パリス・ヒルトン)とともに、それぞれ恋人を連れて大学フットボールの試合を観戦しようとスタジアムを目指していた。普段は折り合いの悪いカーリーの双子の兄ニック(チャド・マイケル・マーレイ)も友人を連れて同行し、6人グループでの深夜のドライブを楽しんだ。途中、キャンプ場で一泊することにしたものの、異様なにおいが立ち込めていたり、正体不明のトラックの嫌がらせを受けたりと、6人は落ち着かない一夜を過ごす。
翌朝、車の部品が抜き取られていることに気づき、途方にくれていた彼らに、声をかける男がいた。近くの町まで車で送ってくれるという申し出に、カーリーは恋人のウェイド(ジャレッド・パダレッキ)と一緒に男の車に乗り込んだ。カーナビに載っていない町にやってきた2人は、人の気配が無い町の中に一軒の蝋人形館を見つける。 あとを追ってやってきたニックとその友人、キャンプ場に残っていた2人にも、呪われた蝋人形の魔の手が迫るが・・・。

【キャスト】
カーリー役・・・「ラブ・アクチュアリー」「ガール・ネクスト・ドア」のエリシャ・カスバート
ニック役・・・「メギド」「フォーチュン・クッキー」のチャド・マイケル・マーレイ
ボー&ヴィンセント役・・・「ブラックホーク・ダウン」「閉ざされた森」のブライアン・ヴァン・ホルト
ペイジ役・・・「ズーランダー」「ハットしてキャット」のパリス・ヒルトン
ウェイド役・・・「フライト・オブ・フェニックス」のジャレット・バダレッキ
ダルトン役・・・「ミート・ザ・ペアレンツ」「テキサス・レンジャー」のジョン・エイブラハムズ

【感想】
1933年版、1953年版に続く3度目の映画化。と言っても、ほとんどオリジナルに近い完成度ですし、 魅力的なキャストやショッキング描写は目の肥えたホラーファンをも納得させられますね。若者たちが怪しい洋館に迷い込んで、サイコパスに襲われるパターンは同じですが、そのアプローチが斬新かつ新鮮、しかも観てるだけでも“痛い”描写に悶絶しそうです。
不気味な街並みや本作の実質的主人公の蝋人形が見応え十分でした。

【本作の名脇役】
あのお騒がせセレブのパリス・ヒルトンの弾けっぷりと殺られっぷりが最高です。

【採点】★★★★★★★☆☆☆