フッド・ザ・ビギニング (2018)

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原題・・・「Robin Hood」
時間・・・116分
監督・・・オットー・バサースト

【予告編】
https://youtu.be/45UfgzmHEgM

【あらすじ】
十字軍として遠い異国で戦っていたロビン(タロン・エガートン)は、上官に歯向かったことから祖国イングランドへ帰される。そこで彼は自分が戦死したことにされていると知り、さらに領地と財産はすべて没収され、恋人マリアン(イヴ・ヒューソン)や領民は鉱山へ追放されていた。
失意のロビンは、戦地で敵同士だったジョン(ジェイミー・フォックス)に導かれ、2人で腐敗した政府に立ち向かうことになる。頭巾で顔を隠したロビンは権力の中枢に上り詰め、やがて貧しき人々の代弁者として民衆から支持を集めていくが・・・。

【キャスト】
ロビン役・・・「キングスマン」「イーグル・ジャンプ」のタロン・エガートン
ジョン役・・・「アニー」「ベイビー・ドライバー」のジェイミー・フォックス
マリアン役・・・「ブリッジ・オブ・スパイ」のイヴ・ヒューソン
ウィル役・・・「フィフティ・シェイズ・フリード」「プライベート・ウォー」のジェレミー・ドーナン
タック役・・・ティム・ミンチン
ノッティンガム州長官役・・・「ローグ・ワン」「レディ・プレイヤー1」のベン・メンデルソーン
ギズボーン隊長役・・・「白鯨との闘い」「レヴェナント」のポール・アンダーソン
枢機卿役・・・「インサイド・ルーウィン」「グランド・ブタペスト・ホテル」のF・マーリー・エイブラハム

【感想】
1991年製作のケヴィン・コスナー版、2010年のラッセル・クロウ版に比べると、グンと若くなったタロン・エガートン版ロビン。ロビン・フッドの誕生秘話的な前日譚とでも表現すれば良いのでしょうか。でも、なぜ今ロビン・フッドなのかという疑問は、余程の新しい材料が無いと難しいと思います。
登場人物それぞれが適役のキャスティングで、展開も早く(最近の映画にありがち)、この手の作品が苦手な人もすんなり物語に入っていけます。
ジェレミー・ドーナン演じるウィルは、あまりにも可哀想な立場だったのが、ラストでオイシイ展開が待っていました。いかにも続編のにおいがする終わり方でしたね。

【本作の名脇役】
ノッティンガム役のベン・メンデルソーンは狡猾な悪役が多く、大作でもほとんど悪役を演じています。

【採点】★★★★★★★☆☆☆




ジュマンジ:ネクスト・レベル (2019)

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原題・・・「Jumanj i: The Next Level」
時間・・・123分
監督・・・ジェイク・カスダン

【予告編】
https://youtu.be/ZzPUtoWG5Ck

【あらすじ】
脱出の後、スペンサー(アレックス・ウルフ)は破壊されたジュマンジの部品を密かに保持していた。NYでの生活に疲れていた彼は、久しぶりに友達のベサニー(マディソン・アイズマン)、フリッジ(サーダリウス・ブレイン)、マーサ(モーガン・ターナー)と会うことにするが、当日彼がみんなの前に現れることはなかった。
その後、ベサニーたちはスペンサーを探しに家に来て、彼が再びゲームの世界に入り込んでいると判断し、ジュマンジに戻って彼を救出することにする。さらに、騒ぎを聞いたスペンサーの祖父エディ(ダニー・デヴィート)と、彼の友人のマイロ(ダニー・グローヴァー)までもが、ジュマンジに入ってしまう。ベサニーたちはエディとマイロをジュマンジの世界に慣れさせながら、スペンサーを救出しようとするが、以前よりもレベルアップしたジュマンジに悪戦苦闘するが・・・。

【キャスト】
ブレイブストーン博士役・・・「ランペイジ」「スカイスクレイパー」のドウェイン・ジョンソン
オベロン教授役・・・「ドント・ウォーリー」「ルイスと不思議な時計」のジャック・ブラック
ムース役・・・「リベンジ・マッチ」「セントラル・インテリジェンス」のケヴィン・ハート
ルビー役・・・「マネー・ショート」「ザ・サークル」のカレン・ギラン
シープレーン役・・・ニック・ジョナス
ミン役・・・「オーシャンズ8」「クレイジー・リッチ」のオークワフィナ
ナイジェル役・・・「パイレーツ・ロック」「イエスマン」のリス・ダービー
ユルゲン役・・・「タイタンの戦い」「デビルクエスト」のロリー・マッキャン

スペンサー役・・・「パトリオット・デイ」「ヘレディタリー」のアレックス・ウルフ
ベサニー役・・・「アナベル3」のマディソン・アイズマン
フリッジ役・・・サーダリウス・ブレイン
マーサ役・・・モーガン・ターナー
アレックス役・・・「ブッシュ」「パークランド」のコリン・ハンクス
マイロ役・・・「2012」「デッド・ドント・ダイ」のダニー・グローヴァー
エディ役・・・「ソリタリー・マン」「ダンボ」のダニー・デヴィート
ノラ役・・・「パラサイト」「ル・ディヴォース」のビビ・ニューワース

【感想】
思ったより早く製作された続編。勢いがあるうちに公開したのは正解ですが、前作の繰り返しだと飽きられてしまいます。そこでちょっとした捻りや工夫が必要で、それぞれのキャラが前回とは違っていたり同じであったり・・・。でもそれだけでは物語の奥行きが感じられないので、じいさん達の参戦でだいぶパワーアップした印象ですね。ただゲーム世代ではない年配が参加すると、本来スピード感が重視されるゲームの長所が失われるようでした。
スペンサーの成長物語は前作で完了して、本作はマイロとエディの友情物語として落ち着いた感じがします。
結構キャラが死んで、みんなライフが残り1つとなってハラハラドキドキのギリギリなのも良かったですね。

【本作の名脇役】
1995年の「ジュマンジ」に出演していたノラ役のビビ・ニューワースのサプライズ登場にはビックリしました。

【採点】★★★★★★★☆☆☆




ドクター・スリープ (2019)

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原題・・・「Doctor Sleep」
時間・・・152分
監督・・・マイク・フラナガン

【予告編】
https://youtu.be/YgLsQiodvhw

【あらすじ】
未来を予知したり、頭の中で会話したりすることができる特別な力“シャイニング”を持つダニー(ユアン・マクレガー)は、40年前、狂気に駆られた父親に殺されかけたことで、大人になった今もトラウマを抱えて生きていた。そんなある日、ダニーの周囲で不可解な連続児童失踪事件が発生し、彼の前に不思議な力によって事件を目撃したという謎の少女アブラ(カイリー・カラン)が現れる。ダニーは事件の真相に迫るべく、少女と共にかつて惨劇が起きたホテルへと向かうが・・・。

【キャスト】
ダニー役・・・「T2」「美女と野獣」のユアン・マクレガー
アブラ役・・・カイリー・カラン
ビリー役・・・「コロンビアーナ」「MEG」のクリフ・カーティス
ダルトン医師役・・・「ザ・シークレットマン」「ペンタゴン・ペーパーズ」のブルース・グリーンウッド
ディック役・・・カール・ランブリー
ローズ役・・・「グレイテスト・ショーマン」「M:I:6」のレベッカ・ファーガソン
クロウ役・・・ザーン・マクラーノン
アンディ役・・・「ライト/オフ」「レプリカズ」のエミリー・アリン・リンド
グランパ役・・・「アダムス・ファミリー」「メン・イン・ブラック」のカレル・ストルイケン
ブラッドリー役・・・「ワンダー」「ザ・プレデター」のジェイコブ・トレンブレイ

【感想】
あの超有名作「シャイニング」に続編ができること自体がたいへん驚きでした。原作のスティーヴン・キングと監督のスタンリー・キューブリックの確執が何かと話題になった問題作だっただけに、この正統な続編には期待と不安が入り混じっていました。
前作で生き残ったダニーが大人になって、またあの惨劇の屋敷に戻ってくる過程が見事なまでの私好みの展開。新たな敵“トゥルー・ノット”の面々がとても魅力的で、レベッカ・ファーガソンやエミリー・アリン・リンドが演じることで、生気を吸うバケモノ感が一気に薄れましたね。でも子供たちを襲うシーンは残酷で恐ろしかったです。ダニー&アブラVS.“トゥルー・ノット”は、能力者VS.能力者の構図が面白くてワクワクしました。
前作の余韻も残しつつ、全く別物の傑作に仕上げたマイク・フラナガン監督は、プレッシャーに負けずに見事に完成させたと思います。

【本作の名脇役】
アブラ役のカイリー・カランの目力に魅了されます。あとブラッドリー役のジェイコブ・トレンブレイの扱いがちょっと勿体なかったかな・・・。

【採点】★★★★★★★★★




フリークス (2019)

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原題・・・「Freaks」
時間・・・105分
監督・・・ザック・リポフスキー アダム・B・スタイン

【予告編】
https://youtu.be/PSRuSHrIpkc

【あらすじ】
7歳の少女クロエ(レキシー・コルカー)は、父(エミール・ハーシュ)と2人暮らし。外の世界は危険だからと厳しく言われ、家の中だけで過ごす寂しい日々を送っている。
そんなある日、外の世界に興味を持っていたクロエは、父が眠りについた隙に外へ出ると、家の前に停まっていたアイスクリームトラックのおじいさん(ブルース・ダーン)に声を掛けられた。実は彼がクロエの祖父であり、クロエの母が生きていること、そして自らが持つ不思議な力のことを聞かされる。
外出を父に叱られたクロエは、その感情の高ぶりによって特殊能力を覚醒させる。それは“人の心を操る”非常に危険な能力であった。クロエは、“時空減速能力”を持つ父、“物質透過能力”を持つ祖父と共に、監禁されている母を助け出すため、その能力を全開にするが・・・。

【キャスト】
クロエ役・・・レキシー・コルカー
父役・・・「ローン・サバイバー」「ジェーン・ドウの解剖」のエミール・ハーシュ
祖父役・・・「ネブラスカ」「ヘイトフル・エイト」のブルース・ダーン
メアリー役・・・「きみがくれた未来」「スティーブ・ジョブズ」のアマンダ・クルー

【感想】
原題の「Freaks」とは『変わり者、変種』と言う意味です。
序盤の展開が難しく、予想がつかないのが新しいです。“アブノーマル”は社会から阻害されている世界で、特殊能力を持つ親子の葛藤の日々・・・。
途中よく分からない描写があって、これらの伏線をどうやって回収するのかが見物でした。
特殊能力を持つ人間としては「X-MEN」のミュータントが筆頭ですが、1級エンターテイメントとは一線を画す作風は、良い意味で期待を裏切られたように感じました。

【本作の名脇役】
祖父役のブルース・ダーンの飄々とした演技が円熟味が増して素晴らしいですね。

【採点】★★★★★★☆☆☆☆




ブライトバーン 恐怖の拡散者 (2019)

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原題・・・「Brightburn」
時間・・・91分
監督・・・デヴィッド・ヤロヴェスキー

【予告編】
https://youtu.be/RaKDPBCr-6M

【あらすじ】
米カンザス州の田舎町ブライトバーン。子どもに恵まれず苦しんできたトーリ(エリザベス・バンクス)はある晩、空から飛来した謎めいた赤ちゃんを森で見つける。家に連れ帰ったその赤ちゃんは『ブランドン』と名づけられ、夫婦にとってかけがえのない存在になった。
やがて、ブランドンは聡明で才能にあふれ、好奇心旺盛な少年へと成長するが、12歳になったころ強烈な闇が表出する。普通の人にはない異常な力を発揮し始めたブランドンは、町をかつてない恐怖に陥れていくが・・・。

【キャスト】
トーリ役・・・「パワーレンジャー」「ピッチ・パーフェクト3」のエリザベス・バンクス
カイル役・・・「ザ・ギフト」「ローガン・ラッキー」のデヴィッド・デンマン
ブランドン役・・・ジャクソン・A・ダン
ケイトリン役・・・エミー・ハンター

【感想】
内容的には、ほぼ「スーパーマン」ですが展開がまるで違います。「スター・ウォーズ」で言うダークサイド版とでも取れますね。
長年不妊で悩む夫婦にとっては、それが例え得体が知れない赤ちゃんでも嬉しいものです。でも本当の我が子のように育てても、いわゆる思春期となると親として関わり方が難しくなりますね。ただ、実子だろうが養子だろうが子供の変化は関心があれば絶対に分かるはずです。
元々、人間ではないと分かっていて育てたのなら、ある程度の責任は親である彼らにありますが、自分たちには手に負えないと分かった段階で本当の恐怖を味わうことになってしまいます。それでも親というものは、最後まで我が子を信じて守ろうとするもんです。うーん、切ない・・・。

【本作の名脇役】
いつもふざけた役柄が多いエリザベス・バンクスの面目躍如のトーリ役でしたね。

【採点】★★★★★★☆☆☆☆