フッド・ザ・ビギニング (2018)

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原題・・・「Robin Hood」
時間・・・116分
監督・・・オットー・バサースト

【予告編】
https://youtu.be/45UfgzmHEgM

【あらすじ】
十字軍として遠い異国で戦っていたロビン(タロン・エガートン)は、上官に歯向かったことから祖国イングランドへ帰される。そこで彼は自分が戦死したことにされていると知り、さらに領地と財産はすべて没収され、恋人マリアン(イヴ・ヒューソン)や領民は鉱山へ追放されていた。
失意のロビンは、戦地で敵同士だったジョン(ジェイミー・フォックス)に導かれ、2人で腐敗した政府に立ち向かうことになる。頭巾で顔を隠したロビンは権力の中枢に上り詰め、やがて貧しき人々の代弁者として民衆から支持を集めていくが・・・。

【キャスト】
ロビン役・・・「キングスマン」「イーグル・ジャンプ」のタロン・エガートン
ジョン役・・・「アニー」「ベイビー・ドライバー」のジェイミー・フォックス
マリアン役・・・「ブリッジ・オブ・スパイ」のイヴ・ヒューソン
ウィル役・・・「フィフティ・シェイズ・フリード」「プライベート・ウォー」のジェレミー・ドーナン
タック役・・・ティム・ミンチン
ノッティンガム州長官役・・・「ローグ・ワン」「レディ・プレイヤー1」のベン・メンデルソーン
ギズボーン隊長役・・・「白鯨との闘い」「レヴェナント」のポール・アンダーソン
枢機卿役・・・「インサイド・ルーウィン」「グランド・ブタペスト・ホテル」のF・マーリー・エイブラハム

【感想】
1991年製作のケヴィン・コスナー版、2010年のラッセル・クロウ版に比べると、グンと若くなったタロン・エガートン版ロビン。ロビン・フッドの誕生秘話的な前日譚とでも表現すれば良いのでしょうか。でも、なぜ今ロビン・フッドなのかという疑問は、余程の新しい材料が無いと難しいと思います。
登場人物それぞれが適役のキャスティングで、展開も早く(最近の映画にありがち)、この手の作品が苦手な人もすんなり物語に入っていけます。
ジェレミー・ドーナン演じるウィルは、あまりにも可哀想な立場だったのが、ラストでオイシイ展開が待っていました。いかにも続編のにおいがする終わり方でしたね。

【本作の名脇役】
ノッティンガム役のベン・メンデルソーンは狡猾な悪役が多く、大作でもほとんど悪役を演じています。

【採点】★★★★★★★☆☆☆




ジュマンジ:ネクスト・レベル (2019)

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原題・・・「Jumanj i: The Next Level」
時間・・・123分
監督・・・ジェイク・カスダン

【予告編】
https://youtu.be/ZzPUtoWG5Ck

【あらすじ】
脱出の後、スペンサー(アレックス・ウルフ)は破壊されたジュマンジの部品を密かに保持していた。NYでの生活に疲れていた彼は、久しぶりに友達のベサニー(マディソン・アイズマン)、フリッジ(サーダリウス・ブレイン)、マーサ(モーガン・ターナー)と会うことにするが、当日彼がみんなの前に現れることはなかった。
その後、ベサニーたちはスペンサーを探しに家に来て、彼が再びゲームの世界に入り込んでいると判断し、ジュマンジに戻って彼を救出することにする。さらに、騒ぎを聞いたスペンサーの祖父エディ(ダニー・デヴィート)と、彼の友人のマイロ(ダニー・グローヴァー)までもが、ジュマンジに入ってしまう。ベサニーたちはエディとマイロをジュマンジの世界に慣れさせながら、スペンサーを救出しようとするが、以前よりもレベルアップしたジュマンジに悪戦苦闘するが・・・。

【キャスト】
ブレイブストーン博士役・・・「ランペイジ」「スカイスクレイパー」のドウェイン・ジョンソン
オベロン教授役・・・「ドント・ウォーリー」「ルイスと不思議な時計」のジャック・ブラック
ムース役・・・「リベンジ・マッチ」「セントラル・インテリジェンス」のケヴィン・ハート
ルビー役・・・「マネー・ショート」「ザ・サークル」のカレン・ギラン
シープレーン役・・・ニック・ジョナス
ミン役・・・「オーシャンズ8」「クレイジー・リッチ」のオークワフィナ
ナイジェル役・・・「パイレーツ・ロック」「イエスマン」のリス・ダービー
ユルゲン役・・・「タイタンの戦い」「デビルクエスト」のロリー・マッキャン

スペンサー役・・・「パトリオット・デイ」「ヘレディタリー」のアレックス・ウルフ
ベサニー役・・・「アナベル3」のマディソン・アイズマン
フリッジ役・・・サーダリウス・ブレイン
マーサ役・・・モーガン・ターナー
アレックス役・・・「ブッシュ」「パークランド」のコリン・ハンクス
マイロ役・・・「2012」「デッド・ドント・ダイ」のダニー・グローヴァー
エディ役・・・「ソリタリー・マン」「ダンボ」のダニー・デヴィート
ノラ役・・・「パラサイト」「ル・ディヴォース」のビビ・ニューワース

【感想】
思ったより早く製作された続編。勢いがあるうちに公開したのは正解ですが、前作の繰り返しだと飽きられてしまいます。そこでちょっとした捻りや工夫が必要で、それぞれのキャラが前回とは違っていたり同じであったり・・・。でもそれだけでは物語の奥行きが感じられないので、じいさん達の参戦でだいぶパワーアップした印象ですね。ただゲーム世代ではない年配が参加すると、本来スピード感が重視されるゲームの長所が失われるようでした。
スペンサーの成長物語は前作で完了して、本作はマイロとエディの友情物語として落ち着いた感じがします。
結構キャラが死んで、みんなライフが残り1つとなってハラハラドキドキのギリギリなのも良かったですね。

【本作の名脇役】
1995年の「ジュマンジ」に出演していたノラ役のビビ・ニューワースのサプライズ登場にはビックリしました。

【採点】★★★★★★★☆☆☆




ドクター・スリープ (2019)

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原題・・・「Doctor Sleep」
時間・・・152分
監督・・・マイク・フラナガン

【予告編】
https://youtu.be/YgLsQiodvhw

【あらすじ】
未来を予知したり、頭の中で会話したりすることができる特別な力“シャイニング”を持つダニー(ユアン・マクレガー)は、40年前、狂気に駆られた父親に殺されかけたことで、大人になった今もトラウマを抱えて生きていた。そんなある日、ダニーの周囲で不可解な連続児童失踪事件が発生し、彼の前に不思議な力によって事件を目撃したという謎の少女アブラ(カイリー・カラン)が現れる。ダニーは事件の真相に迫るべく、少女と共にかつて惨劇が起きたホテルへと向かうが・・・。

【キャスト】
ダニー役・・・「T2」「美女と野獣」のユアン・マクレガー
アブラ役・・・カイリー・カラン
ビリー役・・・「コロンビアーナ」「MEG」のクリフ・カーティス
ダルトン医師役・・・「ザ・シークレットマン」「ペンタゴン・ペーパーズ」のブルース・グリーンウッド
ディック役・・・カール・ランブリー
ローズ役・・・「グレイテスト・ショーマン」「M:I:6」のレベッカ・ファーガソン
クロウ役・・・ザーン・マクラーノン
アンディ役・・・「ライト/オフ」「レプリカズ」のエミリー・アリン・リンド
グランパ役・・・「アダムス・ファミリー」「メン・イン・ブラック」のカレル・ストルイケン
ブラッドリー役・・・「ワンダー」「ザ・プレデター」のジェイコブ・トレンブレイ

【感想】
あの超有名作「シャイニング」に続編ができること自体がたいへん驚きでした。原作のスティーヴン・キングと監督のスタンリー・キューブリックの確執が何かと話題になった問題作だっただけに、この正統な続編には期待と不安が入り混じっていました。
前作で生き残ったダニーが大人になって、またあの惨劇の屋敷に戻ってくる過程が見事なまでの私好みの展開。新たな敵“トゥルー・ノット”の面々がとても魅力的で、レベッカ・ファーガソンやエミリー・アリン・リンドが演じることで、生気を吸うバケモノ感が一気に薄れましたね。でも子供たちを襲うシーンは残酷で恐ろしかったです。ダニー&アブラVS.“トゥルー・ノット”は、能力者VS.能力者の構図が面白くてワクワクしました。
前作の余韻も残しつつ、全く別物の傑作に仕上げたマイク・フラナガン監督は、プレッシャーに負けずに見事に完成させたと思います。

【本作の名脇役】
アブラ役のカイリー・カランの目力に魅了されます。あとブラッドリー役のジェイコブ・トレンブレイの扱いがちょっと勿体なかったかな・・・。

【採点】★★★★★★★★★




フリークス (2019)

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原題・・・「Freaks」
時間・・・105分
監督・・・ザック・リポフスキー アダム・B・スタイン

【予告編】
https://youtu.be/PSRuSHrIpkc

【あらすじ】
7歳の少女クロエ(レキシー・コルカー)は、父(エミール・ハーシュ)と2人暮らし。外の世界は危険だからと厳しく言われ、家の中だけで過ごす寂しい日々を送っている。
そんなある日、外の世界に興味を持っていたクロエは、父が眠りについた隙に外へ出ると、家の前に停まっていたアイスクリームトラックのおじいさん(ブルース・ダーン)に声を掛けられた。実は彼がクロエの祖父であり、クロエの母が生きていること、そして自らが持つ不思議な力のことを聞かされる。
外出を父に叱られたクロエは、その感情の高ぶりによって特殊能力を覚醒させる。それは“人の心を操る”非常に危険な能力であった。クロエは、“時空減速能力”を持つ父、“物質透過能力”を持つ祖父と共に、監禁されている母を助け出すため、その能力を全開にするが・・・。

【キャスト】
クロエ役・・・レキシー・コルカー
父役・・・「ローン・サバイバー」「ジェーン・ドウの解剖」のエミール・ハーシュ
祖父役・・・「ネブラスカ」「ヘイトフル・エイト」のブルース・ダーン
メアリー役・・・「きみがくれた未来」「スティーブ・ジョブズ」のアマンダ・クルー

【感想】
原題の「Freaks」とは『変わり者、変種』と言う意味です。
序盤の展開が難しく、予想がつかないのが新しいです。“アブノーマル”は社会から阻害されている世界で、特殊能力を持つ親子の葛藤の日々・・・。
途中よく分からない描写があって、これらの伏線をどうやって回収するのかが見物でした。
特殊能力を持つ人間としては「X-MEN」のミュータントが筆頭ですが、1級エンターテイメントとは一線を画す作風は、良い意味で期待を裏切られたように感じました。

【本作の名脇役】
祖父役のブルース・ダーンの飄々とした演技が円熟味が増して素晴らしいですね。

【採点】★★★★★★☆☆☆☆




ブライトバーン 恐怖の拡散者 (2019)

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原題・・・「Brightburn」
時間・・・91分
監督・・・デヴィッド・ヤロヴェスキー

【予告編】
https://youtu.be/RaKDPBCr-6M

【あらすじ】
米カンザス州の田舎町ブライトバーン。子どもに恵まれず苦しんできたトーリ(エリザベス・バンクス)はある晩、空から飛来した謎めいた赤ちゃんを森で見つける。家に連れ帰ったその赤ちゃんは『ブランドン』と名づけられ、夫婦にとってかけがえのない存在になった。
やがて、ブランドンは聡明で才能にあふれ、好奇心旺盛な少年へと成長するが、12歳になったころ強烈な闇が表出する。普通の人にはない異常な力を発揮し始めたブランドンは、町をかつてない恐怖に陥れていくが・・・。

【キャスト】
トーリ役・・・「パワーレンジャー」「ピッチ・パーフェクト3」のエリザベス・バンクス
カイル役・・・「ザ・ギフト」「ローガン・ラッキー」のデヴィッド・デンマン
ブランドン役・・・ジャクソン・A・ダン
ケイトリン役・・・エミー・ハンター

【感想】
内容的には、ほぼ「スーパーマン」ですが展開がまるで違います。「スター・ウォーズ」で言うダークサイド版とでも取れますね。
長年不妊で悩む夫婦にとっては、それが例え得体が知れない赤ちゃんでも嬉しいものです。でも本当の我が子のように育てても、いわゆる思春期となると親として関わり方が難しくなりますね。ただ、実子だろうが養子だろうが子供の変化は関心があれば絶対に分かるはずです。
元々、人間ではないと分かっていて育てたのなら、ある程度の責任は親である彼らにありますが、自分たちには手に負えないと分かった段階で本当の恐怖を味わうことになってしまいます。それでも親というものは、最後まで我が子を信じて守ろうとするもんです。うーん、切ない・・・。

【本作の名脇役】
いつもふざけた役柄が多いエリザベス・バンクスの面目躍如のトーリ役でしたね。

【採点】★★★★★★☆☆☆☆




ベスト・バディ (2017)

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原題・・・「Just Getting Started」
時間・・・92分
監督・・・ロン・シェルトン

【予告編】
https://youtu.be/Fljeyd3A_fo

【あらすじ】
デューク(モーガン・フリーマン)はカリフォルニア州の高級リゾートの経営者である。若かりし頃、デュークは刑事訴訟を専門とする弁護士として活動しており、世界で最も危険な犯罪組織の幹部の弁護を引き受けたこともあった。
ある日、リゾートにレオ(トミー・リー・ジョーンズ)と名乗る老人がやって来た。元FBI捜査官だというレオは何かにつけてデュークと張り合い、彼を打ち負かすのだった。経営者としての面子を守るべく、デュークは意地でもレオに勝とうとしたが、なかなか思うようには行かなかった。2人の争いはリゾート会社の支部長であるスージー(レネ・ルッソ)をも巻き込んだ争いへと発展していったが・・・。

【キャスト】
デューク役・・・「ベン・ハー」「ジーサンズ」のモーガン・フリーマン
レオ役・・・「ジェイソン・ボーン」「クリミナル」のトミー・リー・ジョーンズ
スージー役・・・「ナイトクローラー」「マイ・インターン」のレネ・ルッソ
ジョー役・・・「バッドボーイズ2」「アンノウン」のジョー・パントリアーノ
マルガリータ役・・・「ドン・ジョン」「ザ・サークル」のグレン・ヘドリー

【感想】
モーガン・フリーマン、トミー・リー・ジョーンズの名優2人に、これまた名女優のレネ・ルッソが絡むキャスティングはとても贅沢です。
ただ、もっと違う脚本で、もっと若い時にサスペンスやアクション映画で観たかったですね。昔から活躍してきた俳優さん達も年齢を重ねてきて、選べる作品が限られてきた中で、夢の共演がたくさん実現してきています。老後の話や歳を取ってもまだまだ若い者には負けない的な作品が増えてきてるのも事実です。
本作はほんわかしたコメディ作品なので、肩肘張らずにのんびりと彼らの道のりを思い出しながら鑑賞するのも乙なものです。

【本作の名脇役】
マルガリータ役のグレン・ヘドリーは、本作が遺作となりましたが、ずっと美しい女優さんでしたね。

【採点】★★★★★☆☆☆☆☆




COP CAR/コップ・カー (2015)

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原題・・・「Cop Car」
時間・・・88分
監督・・・ジョン・ワッツ

【予告編】
https://youtu.be/sB1GPdHZKrs

【あらすじ】
家出中のトラヴィス(ジェームズ・フリードソン=ジャクソン)とハリソン(ヘイズ・ウェルフォード)は森の中で1台のパトカー【コップ・カー】を見つける。車内でキーを見つけた2人は大はしゃぎでパトカーを暴走させるのだった。だが、そのパトカーの持ち主であるミッチ保安官(ケヴィン・ベーコン)は私欲のためなら殺人すら行う恐ろしい人物だった。盗んだのが少年2人だと知ったミッチは無線で2人に返すよう要求する。これに動揺する2人だったが、ふとしたきっかけでトランクの中に縛られた男(シェー・ウィガム)が入っているのを発見する。2人は助けを求めるトランクの男を解放するが、その直後男は銃で2人を脅し、ミッチの囮になるよう要求するのだったが・・・。

【キャスト】
ミッチ役・・・「ラブ・アゲイン」「ゴースト・エージェント」のケヴィン・ベーコン
トラヴィス役・・・ジェームズ・フリードソン=ジャクソン
ハリソン役・・・ヘイズ・ウェルフォード
ベヴ役・・・「ツイステッド」「ダーク・ウォーター」のカムリン・マンハイム
トランク男役・・・「アメリカン・ハッスル」「フライト・ゲーム」のシェー・ウィガム
オペレーター(声)役・・・「崖っぷちの男」「ポゼッション」のキーラ・セジウィック

【感想】
2人の悪ガキのせいで全ての悪事がバレそうになる悪徳警官という役柄は、最近悪役付いてるケヴィン・ベーコンにピッタリでしたね。大の大人が焦って、どうしようもないくらい悪あがきをするところが見せ場です。登場人物はすごく少ないのに、内容が飽きずに次の展開を期待してしまいます。
2人の子供たちもちょっとの好奇心から大人の汚い部分を垣間見たり、恐い目に遭って震えてしまったりしたので、これから改心していって欲しいですね。

【本作の名脇役】
トランク男役のシェー・ウィガムの弾け方が面白かったし、対照的に2人の子供たちを演じたジェームズ・フリードソン=ジャクソンとヘイズ・ウェルフォードは落ち着いて見えましたね。

【採点】★★★★★★☆☆☆☆




ゴスフォード・パーク (2001)

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原題・・・「Gosford Park」
時間・・・137分
監督・・・ロバート・アルトマン

【予告編】
https://youtu.be/RkkdNEzvjjk

【あらすじ】
英国郊外の別荘ゴスフォード・パーク。伝統と格式を重んじるその館に、伯爵夫人や映画プロデューサーなどの貴族、そして多種多様な使用人が集結する。だが、そのパーティの最中に殺人事件が発生するが・・・。

【キャスト】
ウィリアム役・・・「インサイダー」「スリーピー・ホロウ」のマイケル・ガンボン
シルヴィア役・・・「ランダム・ハーツ」「海辺の家」のクリスティン・スコット・トーマス
トレンサム伯爵夫人役・・・「秘密の花園」「ファースト・ワイフ・クラブ」のマギー・スミス
ルイーザ役・・・ジェラルディン・ソマーヴィル
レイモンド役・・・「エイリアン3」「マイケル・コリンズ」のチャールズ・ダンス
ラヴィニア役・・・ナターシャ・ワイトマン
アンソニー役・・・「トゥルー・ブルー」「エニグマ」のトム・ホランダー
ノヴェロ役・・・「グロリア」「理想の結婚」のジェレミー・ノーザム
ジェニングス役・・・「プロフェシー」「トータル・フィアーズ」のアラン・ベイツ
ウィルソン役・・・「英国万歳」「ブレッジ」のヘレン・ミレン
プロバート役・・・「ハムレット」「グラディエーター」のデレク・ジャコビ
エルシー役・・・「奇跡の海」「アンジェラの灰」のエミリー・ワトソン
ジョージ役・・・「プレタポルテ」「ある貴婦人の肖像」のリチャード・E・グラント
メアリー役・・・「従妹ベット」「エリザベス」のケリー・マクドナルド
ロバート役・・・「」「」のクライヴ・オーウェン
ヘンリー役・・・「誘拐犯」「サベイランス」のライアン・フィリップス
トンプソン警部役・・・「オスカー・ワイルド」「シビル・アクション」のスティーヴン・フライ

【感想】
名匠ロバート・アルトマン監督の作品には毎回素晴らしいキャストが集まります。主役級の名優がこぞって集結し、色々なキャスティングの妙や相乗効果が望めますね。個性的なキャストが数多く揃ったので、誰がどんな役柄を演っているのか分からないという事が無く、ストーリーがすんなりと入ってきます。
多少、名前が覚えにくくて進行に戸惑いがあるものの、海千山千、魑魅魍魎のドロドロした人間関係やそれぞれの駆け引きは見応え十分でしたね。
この時代の主従関係は独特のものがあって、現代ではとても考えられないですよね。

【本作の名脇役】
シルヴィア役のクリスティン・スコット・トーマスは、上品で高貴な役柄がよく似合っています。

【採点】★★★★★★☆☆☆☆




SPL 狼よ静かに死ね (2005)

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原題・・・「SPL : Sha Po Lang」
時間・・・93分
監督・・・ウィルソン・イップ

【予告編】
https://youtu.be/JmJyXOIgyV4

【あらすじ】
チャン捜査官(サイモン・ヤム)が率いてきた特捜班の新リーダーに着任したマー(ドニー・イェン)は、暗黒街の頂点に君臨するポー(サモ・ハン)逮捕のため、メンバーたちの違法な捜査を許す。そんなマーらに対し、ポーが凄腕の暗殺者ジェット(ウー・ジン)を差し向けるが・・・。

【キャスト】
チャン役・・・「トゥームレイダー2」「レクイエム」のサイモン・ヤム
マー役・・・「ブレイド2」「シャンハイ・ナイト」のドニー・イェン
ワー役・・・リウ・カイチー
サム役・・・ダニー・サマー
ロク役・・・ケン・チャン
ポー役・・・「炎の大捜査線」「ナイスガイ」のサモ・ハン
ジェット役・・・ウー・ジン

【感想】
原題の「SPL」とは『“シャー・ポー・ラン”と読んで、中国の占星術において吉凶ともに人生に極端な影響を与える“凶星”と呼ばれる3つの星』と言う意味です。
ドニー・イェンとしては珍しく5人組のチームで捜査します。そして、その5人それぞれの人物像が深く掘り下げられています。残念ながら、ドニー・イェン以外はそんなに強くなくて、1人の暗殺者にほぼ全滅させられます。どちらかと言えば、ドニー・イェンは脇に回って、チャン役のサイモン・ヤムが主人公のようでしたね。クライマックスのジェットとの一戦は、ドニー・イェン彼独特のリアルなガチの殺し合いであって見応えが十分過ぎるくらいカッコイイです。
ただ、このラストのオチは如何なものでしょうか?!!

【本作の名脇役】
リウ・カイチー演じるワーは、大人しそうなのに意外と暴力的ですね。

【採点】★★★★★☆☆☆☆☆




スペシャルID 特殊身分 (2013)

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原題・・・「Special ID」
時間・・・99分
監督・・・クラレンス・フォク

【予告編】
https://youtu.be/Icm76eXf0Rs

【あらすじ】
捜査官ロン(ドニー・イェン)は香港黒社会を牛耳るホン(コリン・チョウ)の組織に長年潜り込んでいた。
ある日、ロンの兄弟分サニー(アンディ・オン)がホンの息のかかった子分を殺害する。ホンからも香港警察のチャン警部(ロナルド・チェン)からもサニーを見つけ出すよう指示されたロンは、エリート女刑事ジン(ジン・ティエン)と組むことになる。サニーと落ち合うことができたが、何者かが彼の命を狙い、ロンの仕組んだことだと疑われてしまう。ロンとジンは衝突しながらも事件の捜査にあたるが・・・。

【キャスト】
ロン役・・・「イップ・マン2」「捜査官X」のドニー・イェン
サニー役・・・「シャンハイ」「コールド・ウォー」のアンディ・オン
ホン役・・・「DOA」「ドラゴン・キングダム」のコリン・チョウ
ジン役・・・ジン・ティエン
チャン警部役・・・ロナルド・チェン

【感想】
ドニー・イェン作品の持ち味であるリアルアクションは、相手の敵役が割と強く設定されているところに魅力を感じます。
潜入捜査ものではほとんどの場合、組織の中でそこそこ出世していることがよくありますね。それでボスに気に入られてドツボに嵌るパターンです。
そして、彼の作品にはあまり無いロマンスシーンももどかしい感じで珍しかったですね。
ラストバトルは、総合格闘家顔負けの技の応酬で、今までにないリアルガチで見所がありました。

【本作の名脇役】
ホン役のコリン・チョウは、優しさの中に見える狂気や凄味が迫力ありますね。

【採点】★★★★★★★☆☆☆




オッド・トーマス 死神と奇妙な救世主 (2013)

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原題・・・「Odd Thomas」
時間・・・96分
監督・・・スティーヴン・ソマーズ

【予告編】
https://youtu.be/ROYech0GlOY

【あらすじ】
南カリフォルニアのとある町のダイナーで働く20歳のトーマス(アントン・イェルチン)はどこにでもいる平凡な青年である。ただひとつ他の人と違うのは、天国に召される前の死者の霊を見る事ができ、彼らの無念な気持ちを感じ取れる力を持っていた。
ある日、“ボダッハ”という不気味な悪霊の存在を目にした彼は、遠くない未来に大量の血が流される災いが降りかかる事を知るが・・・。

【キャスト】
オッド役・・・「スター・トレック」「フライトナイト」のアントン・イェルチン
ストーミー役・・・「ミッドナイト・ガイズ」のアディソン・ティムリン
警察署長役・・・「ハンター」「ジョン・カーター」のウィレム・デフォー
ヴァーナー巡査役・・・ニコ・トルトレッラ
ヴァイオラ役・・・「幸せの教室」のググ・バサ=ロー
リゼット役・・・「タイム」「テッド」のメリッサ・オードウェイ
トム役・・・「ブラッド・ダイヤモンド」「G.I.ジョー」のアーノルド・ヴォスルー

【感想】
霊が見えて霊のために闘う特殊な能力を持っています。全く霊感の無い人から見ると、変な人だと思われるのも仕方ないと思いつつも、無念の死を遂げた人を想いを汲んであげるのはとても尊いことですね。
“ボダッハ”の容姿がなかなかのグロテスクさで、見えなくても実際にこれだけいると気持ち悪いでしょうね。
そしてクライマックスは、ハッピーエンドかつ切ないラストでもあります。

【本作の名脇役】
警察署長役のはウィレム・デフォーは、どんな作品でも対応できる名バイプレイヤーです。

【採点】★★★★★★☆☆☆☆