ヴィンセントが教えてくれたこと (2014)

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原題・・・「St. Vincent」
時間・・・102分
監督・・・セオドア・メルフィ

【予告編】
https://youtu.be/QKibvLIGres

【あらすじ】
アルコールとギャンブルをこよなく愛するチョイ悪オヤジのヴィンセント(ビル・マーレイ)は、街で評判の気難し屋。うっかり近づけば、毒舌の集中砲火を浴びることになる。唯一、心を許しているのは、飼い猫のフィリックスだけだった。
そんなある日、お隣にシングルマザーのマギー(メリッサ・マッカーシー)と12歳の息子オリヴァー(ジェイデン・リーバハー)が引っ越してくる。仕事で遅くなるマギーから頼まれ、ヴィンセントは渋々、オリヴァーのシッターを引き受けることになる。
オリヴァーの年齢を気にも留めず、行きつけのバーや競馬場を連れ歩き、バーでの注文の仕方やオッズの計算方法、いじめっ子の鼻のへし折り方など、ロクでもないことばかり教え込んでいく。いい歳をして物わかりのいい大人になれないヴィンセントと、両親の離婚で早く大人になってしまったオリヴァー。
最初はお互い最悪の相手だと思っていたものの、嫌われ者としての顔の裏に、ヴィンセントの優しさや心の傷を感じ取ったオリバーは、彼の想いを何とか周囲に伝えようとするが・・・。

【キャスト】
ヴィンセント役・・・「ミケランジェロ・プロジェクト」「グランド・ブダペスト・ホテル」のビル・マーレイ
オリヴァー役・・・ジェイデン・リーバハー
マギー役・・・「ブライズメイズ」「デンジャラス・ボディ」のメリッサ・マッカーシー
ダカ役・・・「ダイアナ」「バードマン」のナオミ・ワッツ
ジェラティ役・・・「パイレーツ・ロック」「ガリバー旅行記」のクリス・オダウド
アナ役・・・キンバリー・クイン
サンディ役・・・ドナ・ミッチェル
ズッコ役・・・「プリズナーズ」「サボタージュ」のテレンス・ハワード
ロバート役・・・ダリオ・バロッソ

【感想】
原題の「St.」とは『聖人』と言う意味です。
とにかく、出演している俳優さん皆が上手かったの一言に尽きます。特にビル・マーレイの自然な演技には感情移入してしまします。
決して見本にしてはいけないであろう近所のだらしないおっさん、ヴィンセント。本能のまま自由に好き勝手に生きている印象がありますが、実はとても繊細で優しい人物でした。子供には本当の姿が見えていたのかも知れませんね。
年齢は離れていても分かり合えた友人のようにヴィンセントとオリバーは心を通わせていきます。彼の周りには本当の“ワル”はいてなくて、彼をよく知る人は皆温かいですよね。そういう事も人生において大切な宝物だと感じました。

【本作の名脇役】
ダカのような役でも、決して下品にならず憎めない女性として演じるナオミ・ワッツも巧いですね。

【採点】★★★★★★★★★




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